1から始める数学

数字の1を定義するところから始めて現代数学を築きます。ブログの先頭に戻りたいときは、表題のロゴをクリックして下さい。

現代論理学(その35)

 現在2022年5月2日19時04分である。(この投稿は、ほぼ3010文字)

麻友「太郎さん。昨日は、2本書いてきたわね。疲れていない?」

私「今のところ、大丈夫。特に今日は、3回目のワクチン接種だった」

若菜「前回は、去年の10月31日。今日から、接種して良かったわけですが、混んでなかったですか?」

私「14時からの予約だったんだけど、13時05分頃、行ったら、看護婦さんだけ。最近、書き加えた、BGsummary.pdf を、チェックしていたら、13時20分頃、『前倒しで、接種します』と言われ、13時30分に、注射してくれた」

結弦「どうして、そんなに、空いていたんだろう?」

私「ゴールデンウィーク中だったからかも、知れない」

結弦「あっ、そうか」

私「帰りに、窓の外に、素敵な景色が見えた。1階に降り、駅と反対の方向へ、これ。

麻友「素敵な並木道なのは、認めるけど、太郎さんって、バランス感覚ないの?」

私「この写真撮るのに、どれだけ苦労したか知らないから、そんなこと言うんだよ。スマホのカメラを起動したら、ビデオモードになってる。スチール写真に変えようと思っても、上手く行かない。お天気が良いから、スマホの液晶が、光っちゃって、見えない。持っていた原稿を、地面に置いて、何とかしようとしてたら、風が吹いてきて、原稿が散乱、放っておいて、何とか撮ったのが、上の写真。原稿を回収し、帰って来た。実は、矢向の駅前に、ワンダモーニングショットが、80円という自動販売機があった。買おうとしたら、PayPay などの、バーコードでなければ駄目という。こんなに悔しかったことは、珍しい」

結弦「それで、どうしたの?」

私「駅に入って、普通の販売機で、ワンダモーニングショット、130円で買って、飲んだ」

結弦「なんだ。結局、お母さんと、間接キス、できてるんだ」


麻友「さあ、『現代論理学』始めて」

私「10ページ」


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 ところで,「論理的に真」ということは,一般にはとくに推論(inference)について言われる.{A_i ~(1 \leqq i \leqq n)} ならびに {B} を論理式とするとき,次のような論理式の列を推論式と呼び,{A_i ~(1 \leqq i \leqq n)} を前提(premise),{B} を結論(conclusion)と言う.

{~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~A_1,A_2,\cdots ,A_n \longrightarrow B}   (1)

そこで,こうした推論について「論理的に真」ということを定義するために,それに次のような論理式を対応させる.

{~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(A_1 \wedge A_2 \wedge \cdots \wedge A_n) \Rightarrow B}   (2)

つまり,推論式(1)は内容的には,「もしすべての前提 {A_i ~(1 \leqq i \leqq n)} が成立するなら,結論 {B} も成立する」ということを意味するが,それは論理式(2)によって表現されると言える.そこで,もとの推論(1)が「正しい」ということを,それに対応する論理式(2)が「正しい」,つまり論理式(2)がトートロジーであるということによって定義するわけである.


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私「本文は、もうちょっと、あるが、言っている意味が、分かっているだろうか?」

麻友「1度聞いてみたかったんだけど、数学の文献で、{A_i ~(1 \leqq i \leqq n)} と書いてあったら、{A_1} とか、{A_2} とか、そういうのが、{A_n} まで、用意できてますよ。という意味なの?」

私「そうだよ。なんて、澄まして言ってるけど、誰か先生から、聞いたわけではない。色んな数学の文献、読んでいるうちに、ひとりでに、そういうものだろうと、思えるようになり、それが上手く行かなかったことはないので、納得してる」

若菜「お父さんが、大学に入るまでに、教科書以外で、読んだ数学と物理学の本を、挙げて下さい」

私「数学と物理学を、混ざったまま、読んだ順に挙げる」







ここで、中学入学。











ここで、高校入学。






私「これくらいしか、分からない。でも、ほとんど、読んだ本は、挙がっている。ファインマン物理学のように、第1章の『躍るアトム』を、鉄腕アトムの作り方だと思って読んだから、分からず、挫折したというような本も、かなりある。朝永さんの『物理学と私』は、ユークリッド幾何学が、『ゆーくりっどいくなんがく』だし」

若菜「これだけ読んでなきゃ、数学が恋人、物理学が正妻、なんて、言えないんですね」

結弦「この間もらった、高校1年の数学の参考書で、お父さんが、澤野先生に、『危険だな』と言われた、因数分解のハイテクニック、こういう風にしても、解けますって、書いてあった。チャート式も」

私「やっぱり、方法があれば、参考書としては、載せないわけには、いかないよね」

結弦「お父さん、がっかりしないの?」

私「だから、あのとき言ったように、オイラーだって、ガウスだって、モチのロンだよ」

麻友「論理学を、進めるのは良いけど、分子生物学も、やって欲しいわね」

私「分かった」

若菜・結弦「じゃあ、今日はこれで、おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

私「おやすみ」

 現在2022年5月2日21時34分である。おしまい。