現在2022年12月15日11時26分である。
麻友「もうちょっと、第Ⅲ章を、見せてよ」
私「もちろん、そのつもりだ」
親切
若菜「1+1が、2だ。ということにも、証明が付いてるとか」
私「その話を、しよう。まず、昨日の公理。
4 の固有公理 の固有公理は次のとおりである。
を の任意の論理式とするとき、
だが、今回は、全部は使わない」
私「まず、1と、2の定義をしておく。
定義 形式的数論 での、1,2,の定義
としていいな?」
結弦「それは、良さそう」
私「それでは、1足す1が、2となる証明。
を使った。
を使った。
を使った。
こうして、1+1=2が、証明された」
若菜「えっと、 を使ったところが、キーポイントなんですね」
私「そうだ。’ と、+ の関係を、橋渡ししているのが、 だ」
結弦「あっという間に、証明終わっちゃったけど、この公理が、使い易い公理だということ?」
私「まあ、これだけじゃ、分からないけど、この本は、かなり親切だな」
第一不完全性定理
麻友「今、見てみたら、この証明自体は、この本の主旨にのっとって、太郎さんが、書いたものなのね。この本は、もっと一般的な書き方をしている」
私「この本では、第Ⅰ章や、第Ⅱ章の結果を用いていて、麻友さん達に分からないからな」
若菜「第Ⅰ章、難しい話だけど、かなり丁寧に書いてあるのでしょう?」
私「分かってしまえば、そんなに、難しいわけではない。当たり前なことを、丁寧に証明してあるんだ」
結弦「第一不完全性定理まで、ギャップなく進めるという、お父さんの言葉を信じて、第Ⅰ章の§4から、読んでみるか」
若菜「賛成」
麻友「仕方ないわねえ。ちゃんと、進めてよ」
私「よし。これで、ブルバキへの道が、開ける」
麻友「もう12時45分よ、マックで食べてきたら?」
私「土曜日のお昼は(今日は、木曜日でした。勘違い)、混むんだ。13時まで、待っていたんだ。じゃあ、解散。
現在2022年12月15日12時48分である。おしまい。