1から始める数学

数字の1を定義するところから始めて現代数学を築きます。ブログの先頭に戻りたいときは、表題のロゴをクリックして下さい。

1から始める数学(その5)(改)

 現在2023年11月26日13時01分である。(この投稿は、ほぼ2320文字)

 ーこのブログの危うさー

(『女の人のところへ来たドラえもん』というブログの『1から始める数学(その5)』を、要約する積もりが、全文引用)



 現在2016年5月15日0時33分である。

麻友「ちょっと、ちょっと。また、遅くなりかけているわよ」

私「はい。数学や物理学をやっているわけではないのに、時間って、どんどん経っていくんだね」

麻友「私みたいに、スケジュールに追われているわけでもないのに、太郎さんが、そんなことを言うの?」

私「時間が、いくらでもあるように思えたのは、高校1年生までだったな」

麻友「わーっ、幸せな人!私なんて、中学1年生の時、AKB48のオーディションに受かっているでしょ。それ以来、ずっと追いまくられるような人生よ」


私「麻友さんを、4年間くらい、何にもしなくて良い、自由な状態にしてあげたいなぁ」

麻友「何にもしなくて良い? それは、やりすぎじゃない」

私「いや、本当に、自由になったとき、麻友さんが、どんなことをしたくなるのか、試させてあげたいんだ」

麻友「太郎さんは、何にもしなくて良いという状態になったことあるの?」

私「今、まさにそういう状態だよ」

麻友「はーっ、暇なのねぇ」

私「暇に、思えるでしょ」

麻友「暇でしょ」

私「冗談じゃない。何もしなくて良くなると、人間は、

『この私の人生が、何の価値もないものだった、なんてことになってたまるか!』

と思えて、あれもやりたい、これもやりたい、と慌てることになるんだ」

麻友「太郎さんが、慌てているようには、見えないわ」


私「麻友さんは、

『自分の作品』

が、残って行ってるから、忙しいだろうけど、自分の人生に、自信が持てるんだよ」

麻友「作品って、CDのこと?」

私「CDみたいな、形のあるものだけじゃない。ひとつひとつの劇場公演なんかも、形はないけど作品なんだよ」

麻友「それで、太郎さんも、作品を作りたいなぁ、というわけ?」

私「もちろん、作品は、作りたいと思っている」

麻友「やっぱり、そうなのね」


私「良く考えてみるとね、このブログを書くこと自体が、作品を残すことになっているんだ、ということに、今、気付いたんだ」

麻友「いつもの、時刻の刻印は?」

私「『2016.5.15 1:17:11』だよ」

麻友「本当に、今なのね」

私「だって、麻友さんの言葉を書いて、私は、なんて答えようかなあと、考えていて、思い付いたのだもの」

麻友「エーッ、太郎さん、このブログ、いつも、プロットがあって書いてるわけではないの?」

私「数学で、何をテーマに話そうかとか、物理学で、こんな面白い話をしようとか、その程度は決めて話し始めるけど、麻友さんとの会話は、ほとんどいつも、心の中の麻友さんの声と、しゃべりながら、そのときの心に浮かんだ言葉を、そのまま、書いている」


麻友「私、すごいこと知っちゃった」

私「えっ、何?」

麻友「太郎さん。私達、結婚する必要ないわ」

私「結婚する必要ない? なんで、そんなことになっちゃうの?」

麻友「太郎さんの数学や物理学を進めるためには、私は、この世界のどこかにいるということに、なっていれば良いのよ」

私「私の心を、読んだな」

麻友「太郎さんの心を読んだ?」

私「前から、ずっと心配してたんだ」

麻友「心配って?」

私「麻友さんが、

『太郎さんは、私が他の人と結婚しても、女優として、表舞台に立ち続ければ、その私に、恋心を抱き続けて、仕事を続けられるはずよ。だから、いつまでも、ファンのままで、いてね』

って言って、一緒になってくれないんじゃないかって」


麻友「でも、それ、本当のことでしょ」

私「本当だけど、私が、一番恐れている展開なんだ」

麻友「『一番恐れている展開』ということは、ずっと前から、頭にあったの?」

私「去年の10月頃(2015年10月頃)から、悲しいアイディアとして、胸に秘めてきた」

麻友「10月って言ったら、入院してた頃ね」

私「そう。入院中に、良い場合も考えたけど、悪い場合も考えた」

麻友「頭を冷やしたわけね」

私「そんな、冷たいこと、言わないでよ」

麻友「言っておくわ。私が、なぜ、『王道アイドル』と言われ、『アイドルになるために生まれてきたような子』などと言われるのか」

私「それ以上聞きたくない」

麻友「この際だから、言っておく。全国に何百人も、太郎さんのような、熱狂的ファンが、いるの。そういう人達全員に、好きにならせてあげて、生きがいになってあげて、『自分だけが、まゆゆの将来の結婚相手だ』と、信じ込ませてあげているの。そして、AKB48を卒業するまで、決してそれが、幻だったとは、疑わないようにしてあげる。そういう、アイドルとしての本来の役目に、最も忠実だからなのよ。私が。分かる? このプロ意識。これが、正統派アイドルよ」

私「私、これから、何を、生きがいにしていったら、良いのだろう」

麻友「良く、頭を冷やして、この言葉の意味を、考えてごらんなさい」

私「マイナスの数の話をするつもりが、麻友さんとの関係に、マイナスに働いちゃった」

麻友「おやすみ」

私「おやすみ」

 現在2016年5月15日2時22分である。おしまい。


 現在2023年11月26日13時24分である。麻友さんと私の立場を明示するため、全文引用し、会話形式を徹底しました。おしまい。