現在2023年11月9日18時07分である。(この投稿は、ほぼ2401文字)
麻友「昨日と一昨日のドラえもんのブログの投稿は、本来このブログのために、書いていたのよね」
私「私の父へのメッセージに、なってしまった」
若菜「でも、お父さん。女の人のドレスなんて、脱がせたことない」
結弦「そもそも、キスしたことだってないんだから」
私「何歳でもいいの。麻友さんが、私の方を向いてくれたらいいなあと、今でも、思っている」
結弦「これでも、女の人の気持ちが分かっている気でいる」
麻友「今回の投稿は?」
私「トートロジーから、代入,置換, 双対性に移って、一気に難しくなる。でも、型命題算に入るまで、すべて、真偽表あるいは、真理表で、片がつく話だ。分からなくなったら、あそこへ戻れば良い」
若菜「始めてください」
私「よし」
*******************************
代入,置換,双対性
*******************************
麻友「えっ、今、なんて言った? そうたいせい、じゃないの?」
私「相対性は、そうたいせい、だけど、双対性は、そうついせい、と読むの。相対は、(relativity)の訳。一方、双対は、(dual)の訳なんだ。数学では、全く違う概念」
若菜「双対を、例で、見せて欲しいですが」
私「これね、余り簡単に例で納得されても、困るんだ。デュアルって、圏論で、バンバン使われる概念で、先日も、アレキサンダーの双対定理って、やったよね」
結弦「これって、布石だったの?」
私「今回使うために、持ち出したわけでは、なかった。でも、タイムリー」
麻友「じゃあ、止めて、ごめんなさい。本文をどうぞ」
*******************************
本節ではトートロジーに関するいくつかの基本的な定理を証明しよう.
以下,「論理式 はトートロジーである」という言明を,記号により と表わす.また,論理式 がトートロジーであるなら,論理式 と論理式 とは(要素命題記号に真理値をどのように割り当てても)常に同一の値をとるが,このことを等号 を流用して, と表わそう.( の末尾を参照.)つまり,
*******************************
(『現代論理学』12ページより)
若菜「お母さん、分かります?」
結弦「お父さん、 の本見ながら、一所懸命打ってたけど、分からないよね」
麻友「こういうときは、湯川さんの愚問ね。はい。 と、 って、どう使い分けるのですか?」
私「その辺からだな。まず、 って、どういうことか、分かっているかな?」
結弦「分かりません」
私「この場合の の は、要素命題記号でないのは、分かっているか?」
若菜「言っている意味が、分かりません」
私「要素命題記号というのは、 で最初にやった、 や、 などの真か、偽。その後、 や、 を使い始めたけど、その や、 を取る最小単位のことだ。だから、 は、偽(つまり、)を、値に取れる。そうすると、 の が、要素命題だと、 が、 ということもある。ところで、
「論理式 はトートロジーである」という言明を,記号により と表わす.
と、定義したんだ。トートロジーは、常に、 じゃなきゃ、おかしい。だから、 の は、要素命題記号でないことが、分かったと、できないか?」
若菜「じゃあ、 って、どういうものなのですか?
私「要素命題記号 を、用いて、 や、 などと構成されるものだ」
麻友「少し、分かったけど、その という記号は、なんと読むの?」
私「ダブルターンスタイルと、読むらしい。後で、ダブルでない、ターンスタイルというのも、出てくる」
麻友「最初の疑問に答えてもらってないけど、もう23時14分。寝た方が良いわ」
私「じゃ、解散」
現在2023年11月10日23時15分である。おしまい。