1から始める数学

数字の1を定義するところから始めて現代数学を築きます。ブログの先頭に戻りたいときは、表題のロゴをクリックして下さい。

0から始める数学(その3)

 現在2020年7月24日18時45分である。(この投稿は、ほぼ1457文字)

麻友「このブログが、重要なのは、分かっているけど、今、コロナウイルスで、こんなに大変なことになってるのに、敢えて書くべきことなの?」

私「コロナウイルスのために、『細胞の分子生物学』を、読んだ方が、ずっと世の中のためになる。それは、分かってる。ただ、『細胞の分子生物学』は、読むという立場だ。それに対し、相対論のブログや、ドラえもんのブログや、ガロア理論のブログや、このブログは、私にしか書けないものを、書いている。『細胞の分子生物学』は、ドラえもんのブログに移したから、どんどん書くつもりだが、もうちょっと、私の精神安定剤が欲しい」

若菜「お父さん、花本はぐみさんの天才ぶりを見て、何か感じたのかも」

麻友「あっ、そういうことなの? それなら、話が、違うわね」

結弦「前から、気になってるんだけど、ドラえもんのブログで、『1から始める数学』やってたけど、1は月の個数とか、1は宇宙の個数とか、仰々しく定義したけど、その月だとか宇宙だとかいう定義を、後で使った?」

私「それは、私自身、疑問に思っていた。宝塚まで、持ち出して、月と宇宙は、1個のものだ、これを1という文字で表そう、などと定義したのに、結局あの連載で、最後まで、月や宇宙である必要性は、なかった。なんでだと思う?」

若菜「お父さんにも分からないのに、私に分かるわけないです」

麻友「{1} が、月の個数や、宇宙の個数だというのを、見失うと、{1+1=1} になりかねない、という話はあったから、私は納得してたけど、太郎さんは、満足してなかったの?」

私「もっと、劇的に使われるつもりで、月や宇宙を、持ち出した積もりだったんだ」

麻友「あっ、太郎さん、分かったから、この連載、再開したんじゃない?」

私「さすが、麻友さん。いつまでも、そばにいてくれよな」

若菜「そんな言葉は、無用です。でも、どういうことだったんですか?」

私「麻友さん、聞きたいか?」

麻友「本当は、算数なんて、どうでも良くても、そんな言われ方されたら、聞きたいって言わされちゃうじゃない。太郎さんは、卑怯なのよ」

私「聞きたい?」

麻友「話しちゃいなさいよ」


私「{1+1} を、{2} として良いかというのを、かなり丁寧にやったよね」

麻友「寅さんの啖呵なんかも、あって、思い出してきたわ。やけのやんぱち、日焼けのなすび」

私「そう。あの段階で、私達は、まだ、ゼロを定義してなかった。だから、ゼロを定義した段階で、もう一度、{1+1=1} でないのか、もっというと、{1=0} でないということを、確認すべきだった。もし、{1} という記号に、空なるもの、つまり空集合という意味を、与えていたら、{1+1=1} でも、良かったかも知れないんだからね」

若菜「急に難しくなりましたが、京都で、時間が欲しいと思いながら、できていなかった目標というのは、こういうことなのですね」

私「そうなんだよ。でも、今日はもう、21時54分になっちゃったから、この後の展開は、また次回書く」

麻友「ちゃんと、寝なきゃ駄目よ」

私「ありがとう」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

私「おやすみ」

 現在2020年7月24日21時57分である。おしまい。