現在2022年11月23日19時58分である。(この投稿は、ほぼ14891文字)
麻友「私の知っていること、全部?」
私「数学に関することだけでいいから」
既に知っていること
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麻友さんが、これまでに、数学に関して、知っていること。
(1)麻友さんの人生で、起こったこと。
(2)小学校の算数
(ⅰ)実数の足し算引き算掛け算割り算
(ⅱ)正三角形や、二等辺三角形、直角三角形、ひし形、長方形、平行四辺形、正方形、台形、などの図形の名前
(ⅲ)速さは、距離割る時間などの、単位の扱い方
(3)中学校の数学
(ⅱ)平行線の同位角が、等しいなどの、幾何学(きかがく)の知識
(ⅲ)文字式の展開、因数分解の知識(2次式まで)
(ⅳ)関数というものの概念
(ⅴ)三角比の知識
(ⅵ)3の倍数の見つけ方
(4)高校の数学
(ⅰ)文字式の展開、因数分解の知識(3次式以上)
(ⅱ)三角関数
(ⅲ)複素数
(ⅲ)数列
(ⅳ)ベクトル
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麻友「これくらいかなぁ。でも、数列やベクトルは、本当に、ちょっとだけよ」
私「なるほど、これくらいか。文系の女の人の知っていることって、これくらいだよな」
若菜「お母さんを、いじめるために、こんなこと、してるんですか?」
使える武器
私「いや、第一不完全性定理に、挑むに当たって、どれくらいの武器が、使えるのかなあと、思って」
結弦「足りるのかなあ?」
私「私が、この本のレビューに書いているように、
この本は、全く無から、第1不完全性定理まで、ギャップなく証明が、付いている。こんな本を書けたことを、安井邦夫さんが、入学した年、喜んでいたと、以前書いたね」
若菜「全く無から、とは、どういう意味ですか?」
私「 が、 であることにも、証明が付いてる」
麻友「太郎さんの『1から始める数学』も、全部、私を、納得させて進んだことを、考えると、レヴェルとしては、ほとんど同じね」
数学基礎論の登竜門
私「『(Gentzen による)1階の述語論理の、無矛盾性定理』、『(Gödelによる)1階の述語論理の、完全性定理』、『(Gödel)による)1階の述語論理の、不完全性定理』のうち、2つくらい証明を読破したら、数学基礎論に入門したと言ってよいだろうと、以前、数学セミナーに書いてあった。私自身は、もっと先まで進んでいるが、この本を読んだとき、得たものは、その後、非常に役に立っている。『自分の数学は、ここまでのレヴェルでは、絶対正しい』と、言い切れる範囲が、受験数学から、一気に、大学での数学の中枢まで、広がる」
若菜「ワクワクします」
1から始める数学
私「『現代論理学』の第Ⅲ章に入るに当たって、『1から始める数学(~その15)』を要約した、
を、振り返って、いくつか復習する。
定義 1
『1個と言ったり、一つと言ったり、一組と言ったり、ややこしいけど、麻友さんには、どれも同じように、個数が1つのものを表す言葉だと分かるだろう。』
という文章で使った、
『個数が1つのもの』
という言葉の、
『個数が1つ』
という抽象的概念を、
『』
と、表す。
通常は、これを、『いち』と読む。
定義 1 終わり
定義 2
新しく、『』という記号を導入する。
これを、普通、『たす』とか、『プラス』と読む。
使い方は、後で別に定める。
定義 2 終わり
定義 3
定義 1で、定義してある、『』(いち)と、
定義 2で、定義してある、『』(たす)とを用いて、
『』という記号の列を作ることを許す。
『』を、通常『いち、たす、いち』と、読む。
『』が、何を表しているかは、後で別に定める。
定義 3 終わり
定義 4
新しく、『』という記号を導入する。
これを、普通、『イコール』とか、『~は、…』と読む。
使い方は、後で別に定める。
定義 4 終わり
「ちょっと!使い方は、後で定めるとかすると、またつけ込まれるわよ。」
そうだね。
じゃあ、その部分を補強しよう。
定義 5
記号、
『』
は、自然数であると定める。
定義 5 終わり
定義 6
記号、
『』
は、自然数であると定める。
定義 6 終わり
<模様として同じなら、記号『』で結ぶことを許す。>
定義 7
自然数が2つある時、その2つが、模様として同じなら、記号『』で結ぶことを許す。
つまり、自然数と、が、記号の並びとして同じなら、
『』
と書けると定義するのである。
定義 7 終わり
定義 8
新しく、『』という記号を導入する。
これを、普通、『に』と読む。
使い方は、後で別に定める。
定義 8 終わり
定義 9
記号『』を、『』の省略記号であると定める。
これにより、『』と書いてあったら、本来そこには、『』と書いてあるのだと、思うわけである。
定義 9 終わり
定理 10
すなわち、
が、成り立つ。
証明
『』の定義より。
証明終わり
ただし、
定義 11
新しく、『』という記号を導入する。
これを、普通、『等しくない』と読む。
『』が、成り立たない時、この記号に、置き換える。
定義 11 終わり
定義 12
とが、すでに自然数だと分かっているとする。
この時、の記号を用いて、
と書かれる記号の列は、自然数である。
定義 12 終わり
定義 13
とが自然数であるとき、定義 12 により、
は、自然数である。
この、とに、を対応させる操作を、
『エイ、たす、ビー』
という。
『エイ、と、ビー、の足し算』
とも言う。
定義 13 終わり
定理 14
任意の自然数とについて、
が、成立する。
証明
ということは、等号の左辺と右辺の模様が同じということだった。
この場合、並んでいるの数が、等しいということだ。
に並んでいるの数とに並んでいるの数は、順番を入れ換えても、変化しないはずである。
だから、のの数とのの数は、等しいはずである。
よって、が、証明された。
証明終わり
定義 15
とを、自然数とする。
このとき、となる、自然数が、ある時、
(エイ、しょうなり、ビー、と読む。)
と書くことに、定める。
また、となる、自然数が、ある時、
(エイ、だいなり、ビー、と読む。)
と書くことに定める。
定義 15 終わり
定義 16
ある定義が、矛盾なくきちんと定義できていることを、
『ウェルデファインドである。』
と言う。
定義 16 終わり
定理 17
自然数とについて、
ととの3つのうち、1つそして1つのみが、成り立つ。
証明
1)が、成り立つ時、自然数を持ってきて、とすれば、ではなくなるし、また、とすれば、やはりではなくなるので、のときは、やは、成り立たない。
2)でない時。
私達の自然数は、を並べたものに限られるので、左辺か右辺のどちらかが、が多いのである。
2)-1)右辺の方が、多かったとしよう。この場合、足りない数だけのを、用意し、でつなぎ合わせて、自然数を作ると、となる。この時、である。
ところで、この場合、よりの方が、の数が多いので、とは、ならない。
従って、この時、とは、ならない。
2)-2)左辺の方が、多かったとしよう。この場合、2)-1)の議論と同じようにして、が、証明される。
そして、この時、とは、ならない。
3)以上により、すべての場合がつくされていて、どの2つも重ならないことが証明された。
証明終わり
ブログ本文で、番号を付けた、定義、公理、定理、は、以上であるが、主に最後の『1から始める数学(その15)』において、整数を作るために、多くの定義を導入している。
明文化したいが、まだ、できていない。(追記:『整数環(~その7)』で、かなり補った。以下に述べる)
定理 25 足し算の結合法則
自然数 について、
が成り立つ。
証明
今、3つの自然数を、次のようなものとしよう。
この時、
として、
を結果として与えることに定義すると、これは、
と、同じであり、
とも同じである。
ここで、同じであるとは、つまり、1の並んでいる絵が、模様として同じであるということである。
ただし、括弧『()』は、見る人のためにつけてあるだけで、自然数の絵としては、そんなものはないとする。
そうすると、
であり、足し算の結合法則が、成り立つ。
そこで、以後、
を、の定義とする。
定理 25 証明終わり
証明できているのだろうかと、余り悩まないで。
『整数環(その5)』より
定義 26 座標
を自然数とするとき、
のように、括弧(かっこ)でくくって、2つの自然数を書いたものを、自然数に値(あたい)をとる座標(ざひょう)という。
の時には、
が成り立っているものと、約束する。
定義 26 終わり
公理 27
自然数全部の集まりを、今までこうしてきた。
この定義を、0を含む自然数では、
と、改める。今後は、自然数は、宝塚の自然数といった場合を除き、0を含むとする。
公理 27 終わり
1が入っていて、Zが入ってれば、Z+1も入っていて、そういうものだけなのは、自然数の集合だけ。ということである。
定義 28 正の整数
を、自然数とするとき、集合、
を、整数の と呼び、混乱の恐れのないときは、これも、 と書く。
定義 28 終わり
定義 29 の直積(ちょくせき)
と、定義して、左辺を、自然数 の直積(ちょくせき)という。 とも書く。
定義 29 終わり
『:=』という記号は、右辺によって、左辺を定義します。という記号。
今後は、これらは、同じものとするよ、という意味だと思って下さい。
定義 30 整数のゼロ
以下の集合を、整数のゼロと呼ぶ。
定義 30 終わり
定義 31 負の整数
を、自然数とするとき、集合、
を、整数のマイナスエヌと呼び、混乱の恐れのないときは、これを、 と書く。
定義 31 終わり
混乱の恐れのないとき、というのは、私達の自然数は、 みたいなものだけでしたね。
ところで、ここで定義した、マイナスさんというのは、
というような、集合なんですよ。これが、整数のマイナスさんなのです。
ところで、混乱の恐れがないときは、これを、 と、表しますよ。という注意なんです。
は、 の省略記号ですから、 と、書くことも許されます。念のため。
定義 32 整数の加法
2つの整数、 と に対し、それらの和を、
によって、定義する。これを求める算法を、加法という。
定義 32 終わり
定義 33 マイナス
整数、 に対し、
によって、マイナスエヌを定義する。
定義 33 終わり
定義 34 減法
整数 に対し、
を、エム引くエヌといい、この演算を減法という。引き算ともいう。
定義 34 終わり
注.以下の定理 38は、この投稿の次の投稿で、定理 38(改)という新しいバージョンに置き換えた。自然数の乗法の定義を、以前の定義 35,37改 から、下の方の定義 39に進化させたからである。
の様に、掛ける数を、1を上に並べて、馴染みやすくしたのである。
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定理 38 乗法の交換法則
を自然数とするとき、 が、成り立つ。
という定理だ。
さて、これを、証明するとき、次のように、やる。
第1段階
任意の自然数、 について、 のとき、成り立つことを、証明する。
で、左辺は であるから、 を に代入して、
一方右辺は、 であるから、 を、 個の に代入して、
である。従って、両辺が等しくて、 のとき、成り立つ。
「なんか、当たり前の気がするけど」
いや、いつも、第1段階は、こうなんだ。
第2段階
任意の自然数、 について、自然数 以下のすべての自然数 について、定理が成り立つとして、 でも定理が成り立つことを、証明する。
仮定より、 である。
を、証明したい。
さて、左辺を計算して、右辺を導出できれば良いが、途中で、行き詰まる。
こういうときは、右辺の方から、お迎えに行った方が、良いこともある。
個の に を代入。
つまり が 個。
右辺を整理して、
帰納法の仮定より、
を 個の に を代入したと捉える。
仲間はずれの、 を加えて、まとめる。
が 個と捉える。
以上で、求めたかった式が得られた。
「うっ、結構難しいわね」
ひとつひとつの式の変形が、ギャップのあるものに感じられるかも知れないけど、これくらいに、付いてこられないと、この先、厳しい。
「太郎さん、意欲のある中学生でも読めるようにすると言っておきながら、突き放すのね」
ある水準まで、読者のレヴェルを上げないと、面白い話が書けないんだ。
「私は、『フーリエの冒険』だって、難しいレヴェルよ」
難しい部分は、何度も説明するよ。
さて、
第3段階
以上により、全ての自然数 に対して、 が、成立する。 も、任意だったから、任意の自然数 について、乗法の交換法則が、成り立つことが、証明された。
証明終わり
*******************************
注.以上を、書き換えたのである。
「えっ、これで、証明されたの?」
この3ステップを行うだけで、任意の自然数について、目当ての定理が成立することを証明できるところが、数学的帰納法の強みだ。
「でも、どうして、これだけで、いいの? うまく表現できないけど、例えば、 の の方だけでなく、 の方も、 とかしなくていいの?」
そう。特待生の麻友さんは、そういう質問をしなきゃ。
「えっ、痛いところ突いた?」
痛いという程じゃないけど、説明しにくいところを、突いてきたな。
これは、すっごく意味を考えながら、証明しないといけない、証明法なんだ。
まず、 の、 の場合を、証明したね。
この証明は、すべての について、成立するという証明だった。
だから、次は、 なら、すべての について、成り立っているという仮定を置いて、先に進めるんだ。
今度は、 の場合となる。
「ちょっと待って、太郎さんは、 の場合なんて、証明しなかった」
実は、してるんだよ。
の場合正しいとして、 の場合を証明している。
この として、 を取ると、 が正しいことを仮定して、 の場合を証明していることになるでしょ。
「あっ、そうか。そして、 の場合も、任意の について証明してるから、それを元に、次は、 の場合、その次は、 の場合と、どんどん証明できて行くんだ。改めて、 の方にも、 とかしなくていいんだ」
今のはちょっと、特待生の突っ走りだったけど、正しいことを言ってる。
「私、数学の才能ある?」
私、年取って思うんだけど、あるところから先は、才能より、どれだけそれを好きかが、自分を懸けて良いかの一番の要因だと思う。
10より大きい数
さて、 より大きい数を、表せるようにするよ
定義 40 自然数の省略記号の定義
以下の左辺は、右辺の数字の並びの省略記号であると、定義する。例えば、 と、書いてあったら、 と書いてあるものと、見なして良いと、するのである。
定義の仕方により、省略の仕方は、一意的ではない。例えば、
と、書いても良いし、
と、書いても良い。
以上で、 までの自然数の省略記号が、定まった。
定義 40 終わり
麻友「でも、 以上は、どうするの?」
私「実は、私自身、名案がなくて、今までズルズル来ちゃったんだ」
麻友「えっ、名案がないって、太郎さん今まで全部、自分のアイディアで、話してきたの?」
私「自分の持ってる最良の説明で、乗り切ってきた。ただ、これは、どうしたものかな? と、困ってた」
若菜「過去形」
結弦「乗り切ったんだ」
私「最初の定義に戻ってみると、どんな自然数でも、 を、足し合わせたもの。そこで、 から、 までで、省略しきれなかった場合、それは、 か、それ以上だ。そこで、 なら、それで終わり。もし、 より大きかったら、そこまでを、 に置き換えて、省略し、残りを調べ始める。これが、 以下で収まるなら、例えば、 とかなら、 と、省略記号で書く。例えば、こういうこと」
若菜「当然、 を、越えた場合、問題になりますが」
私「大丈夫。
と、できる」
麻友「じゃあ、 は?」
私「こう書ける」
結弦「でも、それじゃ、 が、いくつあるか、分からない」
私「それに、成功したから、今日書いている。
定義 41 自然数の省略記号の定義(その2)
が、 個、つまり、 個の に を、代入する。
この数だけの の集まりと、同じ絵になる、 の列は、掛けられる数、 の次に、 を書いて、 という省略記号で、表すと、定義する。
今後、さらに大きい数になった場合、掛けられる数を、 として、それが、 個なら、 の次に、 を書いて、 とする。
さらに大きく、掛けられる数(代入する数)が、 なら、 を掛けた数とは、 だけ、 があると、表すと、定義する。
つまり、 である。
この方法で、 が並んでいて、 が、 個、 が、 個、 が、 個あり。最後に、 個、 が残る数は、 と表され、上のような計算で求まる個数だけの が、並んでいる絵の省略形である。つまり、普通に (せんきゅうひゃくきゅうじゅうよん)である。
定義 41 終わり
私「余り、歯切れの良い、定義ではないが、今回は、こうして、定めておく。今後、もっと良い定義を思い付いたら、差し替える。そして、次の言葉を定義する」
定義 42 位取り記数法(くらいどりきすうほう)
前定義(定義 41)で、行った、大きい数の記述法では、 が、 個、 が、 個、 が、 個あり。最後に、 個、 が残る数であれば、 と表されていた。この 個、とか、 個、とか、 個 という数の大きさが、 から の間にないと、上手く一通りには、表せない。例えば、下から二桁目に、 があって、無理矢理、 と表される数は、 となる。要するに、別な仕方、つまり、 でなく、 、でも表せることになる。
ここで、表記の一意性(一通りにのみ表せること)を確保するため、 を単位に、数を表すときには、各桁の数字は、 から とすることに、定める。
数を表すのに、ローマ数字(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵ,Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ,Ⅺ,・・・)のように、 を使わないものもあるが、私達のように、右から一桁目は、その数字そのもの。二桁目は、数字の十倍、三桁目は、数字の百倍というように、桁の位置によって、大きさを伝える記数法を、位取り記数法と呼ぶ。今の場合、 を底(てい)とする位取り記数法である。
定義 42 終わり
結弦「当たり前なことって、説明するのが、難しいんだな。 個、 を並べて、実験してみせるわけにも、行かないし。僕は、どう習ったっけな?」
若菜「私は、たくさん計算させられて、当たり前のことと、思うようになったように、思うわ」
麻友「太郎さん。これは、自然数の話だけど、太郎さんの好きな、『解析入門Ⅰ』にも、こういうことが、ちゃんと書いてあるの?」
私「『解析入門Ⅰ』には、易しいこと過ぎて、書かれてない。小学生向けの本の方が、丁寧に書いてあると思う」
若菜「取り敢えず、これで、普通に数を、表せるように、なりました」
結弦「次は、小数、分数、負の数だね」
麻友「 は、表せているのかしら?」
私「 は、作ったじゃない。まあ、後で、復習しよう。翌朝まで、書いていたみたいだが、7時間以上、寝ているからね。じゃあ、バイバイ」
自然数の乗法
私「掛けられる数が、掛ける数の、個数だけあるというのだから、掛ける数の個数を、上に書いて、そのひとつひとつの に、代入するというように、上下を逆にした方が、分かりやすいんじゃないかと、思ったんだ」
私「自然数の乗法は、以前は、やり直したんだよね」
麻友「あまり、覚えてないのよね。良く分からなかったし」
私「うん、分かりにくかった」
若菜「自分でも、分かりにくい定義したんですか?」
私「見返してみて、もっと良くできたな、と思うこともある」
結弦「今回、どうするというの?」
私「掛けられる数が、掛ける数の、個数だけあるというのだから、掛ける数の個数を、上に書いて、そのひとつひとつの に、代入するというように、上下を逆にした方が、分かりやすいんじゃないかと、思ったんだ」
定義 39 自然数の乗法 (定義35,37改)
とするとき、 を次のように定義する。
定義 39 終わり
私「取り敢えず、こんな事を、今まで、勉強して来た。掛け算の定義には、拘ったね。後で、実を結ぶよ。それでは、今日は、ここまでだ。解散」
現在2022年11月23日23時46分である。おしまい。